この記事でわかること
比企郡とは
比企郡は埼玉県中西部に位置し、東松山市を取り囲むように6つの町(吉見町・嵐山町・小川町・滑川町・川島町・ときがわ町)が広がるエリアです。東武東上線沿線から荒川流域の田園地帯まで、町によって性格が大きく異なるのが特徴です。
「〇〇町だけ」で検索しても情報が少ない小規模な町が多いため、本記事では比企郡6町の相場・特徴を横断的に比較できるようにまとめました。まず自分の町がどのタイプかを把握し、該当セクションで詳しく確認してください。
比企郡6町の相場比較(2026年最新)
| 町 | 一戸建て(築20〜30年) | 土地(坪単価) | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 小川町 | 800万〜2,500万円 | 10万〜28万円 | 東武東上線の終点+八高線。郡内で最も市街地が発達 |
| 嵐山町 | 900万〜2,200万円 | 10万〜25万円 | 東武東上線急行停車駅。池袋まで約50分 |
| 吉見町 | 700万〜2,000万円 | 8万〜20万円 | 東松山市に隣接。農地・宅地が混在 |
| 川島町 | 700万〜1,800万円 | 8万〜18万円 | 荒川・越辺川に囲まれた農業地帯 |
| 滑川町 | 700万〜1,900万円 | 8万〜20万円 | 武蔵嵐山駅利用。丘陵地帯と田園が混在 |
| ときがわ町 | 500万〜1,500万円 | 5万〜13万円 | 郡内で最も自然豊か。山間部が中心 |
傾向:東武東上線の駅に近い町(小川町・嵐山町)ほど相場が高く、駅から離れた農村エリア(ときがわ町・川島町)は相場が控えめです。同じ比企郡でも町によって坪単価に2倍以上の差があります。
町ごとの詳しい特徴と売却のポイント
小川町|郡内随一の市街地・和紙の里
東武東上線の終点かつ八高線が乗り入れる交通結節点。「和紙の里」として知られ、近年は空き家バンクを活用した移住者向けの売却も活発です。空き家バンクへの登録と、東上線・八高線沿線をカバーする業者への査定依頼が効果的です。
嵐山町|都心から近い自然環境
東武東上線の急行停車駅があり、池袋まで約50分。都心から近い自然環境を求める移住希望者からの需要が増えています。季節感のある写真(桜・紅葉)を使った訴求が効果的です。
吉見町|東松山市のベッドタウン的立地
東松山市に隣接し、市街地と農地が混在するエリアです。宅地部分は東松山市の需要を取り込みやすく、農地部分は転用可能性の確認が重要になります。
川島町|荒川流域の農業地帯
市域の多くが農地で、荒川・越辺川に囲まれた地形が特徴です。売却では農地転用の可能性確認と、川越市・坂戸市をカバーする業者への相談が有効です。
滑川町|丘陵と田園が混在するエリア
武蔵嵐山駅を利用でき、国立女性教育会館(ヌエック)でも知られます。自然環境を求める移住希望者からの需要があり、東松山・熊谷エリアの業者への査定依頼が効果的です。
ときがわ町|比企郡で最も自然豊かなエリア
山間部が中心で、郡内で最も相場が控えめです。古民家・広い敷地を求める移住希望者との相性がよく、空き家バンクの活用が有効な選択肢になります。
比企郡で不動産を高く売るための3つのポイント
① 町域を越えた広域査定を依頼する
比企郡の各町は人口規模が小さく、町単独で営業する不動産会社は限られます。東松山市・川越市・熊谷市など周辺の中核都市をカバーする業者への一括査定が、比企郡全域で有効な戦略です。
② 移住需要・空き家バンクを活用する
比企郡は近年、都心からの移住先として注目されています。特にときがわ町・小川町・嵐山町は空き家バンク制度が整備されており、通常の不動産流通とは別の買い手層にリーチできます。
③ 農地は転用可能性を事前に確認する
吉見町・川島町など農地の比率が高い町では、農地のまま売るか、宅地転用してから売るかで価格が大きく変わります。農業委員会や農地売却に詳しい業者への早めの相談が重要です。
監修者の視点
比企郡の売却で最も多い相談は「町の情報が少なくて相場感がつかめない」というものです。実際、6町それぞれの検索需要は小さく、単独の情報だけでは判断材料が不足しがちです。今回のように周辺町と比較する視点を持つことで、「自分の町がどのポジションにあるか」が見えてきます。
比企郡は東武東上線沿線の利便性と、山間部の自然環境という両方の魅力を持つエリアです。売却を検討する際は、町の個別事情だけでなく、比企郡全体・周辺中核都市を含めた広い視野で業者を選ぶことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q. 比企郡の中で最も高く売れる町はどこですか?
A. 一般的に東武東上線の駅に近い小川町・嵐山町が相場の上限が高い傾向にあります。ただし個別の立地・築年数・土地の条件によって変動するため、無料査定での確認をおすすめします。
Q. 比企郡の町ごとに別々の業者に査定を頼む必要がありますか?
A. 必ずしも必要ありません。東松山市・川越市など周辺の中核都市をカバーする業者であれば、比企郡内の複数町に対応していることが多いです。まずは広域対応の業者への一括査定から始めましょう。
Q. 農地が多い町(吉見町・川島町)でも売却できますか?
A. 売却可能です。農地のまま売る場合は農業委員会への届出が必要で、宅地転用できれば価格が上がる可能性があります。農地売却の実績がある業者への相談をおすすめします。
まとめ
比企郡6町(吉見町・嵐山町・小川町・滑川町・川島町・ときがわ町)は、東武東上線沿線の利便性と自然環境という2つの魅力を持つエリアです。町によって相場・特徴が異なるため、まず自分の町のポジションを把握し、周辺中核都市をカバーする業者への広域査定から始めることをおすすめします。
🖊 この記事の監修者
不動産業界20年以上の実務経験を持つ専門家が監修しています。売買仲介・査定の現場経験にもとづき、埼玉エリアの不動産売却について正確でわかりやすい情報をお届けしています。
記事内の価格帯は一般的な取引事例をもとにした目安です。より詳しい情報は、国土交通省「不動産情報ライブラリ」や「レインズ・マーケット・インフォメーション」などの公的データもあわせてご確認ください。


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